【ジール工作室】クリエイターが作る塗り絵を甥と姪とやってみた。

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クリエーティブ本部 デザイナーの石井です。   4連休が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。 梅雨がまだ開けず天気も悪く、コロナの感染が広がりつつあるため外出自粛をされて過ごしている方も多いと思います。 私は近所に住んでいる甥と姪と塗り絵をしてみました。 以前ZEALのYoutubeチャンネル『汁゛チャン』でご紹介した 「クリエーターが考えた!子ども達に楽しんで欲しい塗り絵」の動画に出てくる塗り絵の台紙を使いました。 子ども達に向けて在籍する女性クリエイターが塗り絵の台紙を描き、私も1つ描いています。 5歳の甥と姪、3歳の甥、1歳の甥はみんな楽しんで塗ってくれ、特に5歳の甥と姪は集中してずっと塗り絵に向き合っていました。 1歳の甥は集中力が切れて途中で飽きていましたが(笑)子どもの集中力はすごいですね。   集中しすぎてテーブルが汚れてしまい、姉が嘆いていましたが‥甥は恐竜が大好きで好きなものがモチーフなのもありとても楽しそうにやってくれていて、私も嬉しくなりました。 染みてしまうペンで塗り絵をする場合は下に紙を敷くことをおすすめします!   そして、出来上がったのがこちらです。 色の塗り方や色使いに個性があってみんな違います! みんなとても上手に塗ってくれました。   塗り絵が子どもたちに与える効果として以下のような効果があるようです。 ◎運筆能力がアップする ◎集中力がアップする ◎色の使い分けができる ◎自信が高まる https://benesse.jp/kosodate/201605/20160528-1.html 出典:べネッセ 総合情報サイト   塗り絵は手先を動かすトレーニングになる、線をはみ出さないように集中力を要する、「できた!」という達成感で子どもの自信を育てることができます。 そして大事なのは、子どもが塗っているときに口出ししないこと。 色が実際のものと違くてもその発想や子どもが感じたままの色を受け入れてあげ、線よりはみ出してもいいし、オリジナルの絵を塗り絵に足してもいいし、自由に描かせてあげ、完成したら褒めてあげることが大事だと思います。 大人になると「普通」や「常識」などに囚われ知らず知らずの間に固定概念が自分の中に植え付けられています。 デザインや表現する上でこの固定概念が時に邪魔になる場合があるので、童心に還り初めての気持ちで考えるようにしたり、いろんな視点を持って見ることが大事だと考えます。 大人が子どもに「これが正解だよ」と教えてしまうと子どもの発想力や想像力が欠けてしまったり、この考えは不正解なんだと思うと描くことや表現することが怖くなってしまう恐れがあります。 塗り絵に限らず、絵を描いたりものを作ったりする際は、子どもたちの個性や発想を受け入れ褒めてあげることが、子どもの能力をのびのびと伸ばしてあげられるのではないでしょうか。     ZEAL Youtubeチャンネル『汁゛チャン』で、数種類ある塗り絵を概要欄からダウンロードできます。 また、塗り絵の他にもお家でできる工作動画をアップしていますので、お家時間を過ごす方はぜひ覗いてみてください。    

感染予防対策に着目し、バンクシー展に行ってきました。

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クリエーティブ本部所属の関です。 今回初投稿になりますが、今後も記事を上げていく予定ですのでよろしくお願い致します。 第二波が警戒されている今、昨今の企画展ではどういった感染対策をしつつ営業しているのかに今回は着目していきたいと思います。 行ってきたのは「バンクシー展 天才か反逆者か」です。 コロナ渦で、3/28から一時期営業停止していたのですが5/29から営業再開したとのことで行ってきました。 バンクシーを簡単に説明すると、イギリスを拠点に活動しているストリートアーティストです。政治に対しての風刺作品や、消費社会に対するメッセージをアートを通して世の中に発信しています。彼の顔や生年月日は公開されていません。 昨年小池都知事がツイッターでバンクシーかもしれない絵が都内にあったと呟いて話題になりました。 憶測は色々あるようですが、未だに謎多き人物です。 この企画展は、バンクシー本人は非公式としているらしく、行く側の我々はそれを踏まえてみに行く必要があると思います。 本人は少し怒っているらしいです。 「バンクシー展 天才か反逆者か」のタイトルにあるように、企画展の最後にQRコードでアンケートに回答するような仕掛けになっています。 展示を見た人が「天才」か「反逆者」のジャッジをし、集計結果をweb上で公開しています。 賛否両論あるストリートアートだからこそ、みんなの意見は確かに気になります。 参照元:『バンクシー展 天才か反逆者か』ウェブサイトより 内容は企画者の「バンクシーについて知ってほしい」という思いが伝わってくるものになっており、有名なストリートアートに限らず、バンクシーが手がけた「Dismaland」(テーマパーク)や「The walled off hotel 」(ホテル)、「Exit Through the Gift Shop」(映画)に触れていたのは個人的には新しい一面を知ることができ良かったです。 内容の話はここまでにして、会場で行なっていた、感染対策を少しまとめてみました。 自分は現在ソーシャルディスタンシングについて色々調べているのですが、対策をする上でいくつかポイントが見えてきました。 ここからはその話をベースにバンクシー展が実際行っていた対策に着目していきたいと思います。 下記のピクトグラムは、現在世の中の感染対策を大きくジャンルに分けたものです。 一般的に"ソーシャルディスタンス”を意識させる床のバミリなどは「距離を保つ」、パーテションなどで飛沫を防ぐ対策は「仕切る」、ペーパーレスなどの対策は「接触を防ぐ」、消毒や換気に関しては「清潔を保つ」、オンラインの活用やシフト制の導入に関しては「オペレーションの対策」と区分けしました。 バンクシー展を振り返ってもこの5つに区分けすることが可能でしたので、紹介していきます。 /////////////////////////////////////////////////////////////// <対策> 1.予約サイトによる人数制限 2.消毒・検温 3.ポスターによるアナウンス 4.バミリによるソーシャルディスタンスの呼びかけ 5.換気施策 6.その他施策 /////////////////////////////////////////////////////////////// 1.予約サイトによる人数制限 参照元:『バンクシー展 天才か反逆者か』ウェブサイトより 入場は、時間あたりの定員を設けており、完全事前予約制となっていました。 1人1時間で展示会を回る計算で設定されていました。 これにより集中する時間帯を避けることが可能になります。 この対策は「オペレーションの対策」に区分けできます。 2.消毒・検温 入場前にアルコール消毒と検温を行います。 体温が37.5度以上ある人は入れないようになっていました。 この対策は「清潔を保つ」に区分けできます。 3.ポスターによるアナウンス 入場前に貼られていたポスターで、マスクの着用や会場内での会話を控えるよう呼びかけていました。 あくまで呼びかけなので、マスク着用していなければ入場できないというわけではないですが、 袖やハンカチで口元を押さえて回っている人も何人か見かけました。 この対策は「オペレーションの対策」に区分けできます。 4.バミリによるソーシャルディスタンスの呼びかけ フォトスポットなど人が集まりそうな場所には床にバミリがしてありました。 ビニールテープで簡易的に施したような物になっています。 この対策は「距離を保つ」に区分けできます。 5.換気施策 スタッフの方が、こまめに空気清浄機を手入れしていました。 会場の問題で外気を取り込みづらい環境でしたので、サーキュレーターを使い空気の流れを作り換気していました。 サーキュレーターの台数は5mに1台程設置されており、どこにいても風が当たる環境でした。 この対策は「「清潔を保つ」に区分けできます。 6.その他施策 映像を公開している空間では、基本立ち見を想定して作られており、ベンチに関しても隣同士にならないよう養生テープにて×マークが描かれていました。 この対策は「距離を保つ」に区分けできます。 5つの対策軸を設けたのには、感染対策をイメージしやすくなると思いますので、読んでいただいているクリエーターの皆様にも是非活用していただきたいです。 <考察> 今回実際に行ってみて体験することで色々と気付かされたこともありました。 仮の企画展を想定してまとめたいと思います。 ※あくまで説明用のサンプルでありバンクシー展とは関係ありません Check1:会場内での人数を分散させることが重要なので、いっそのこと出入り口付近でも人数調整をしてしまう考え方もできるかもしれません。 また、単純に待機しているだけだと飽きてしまうので、少し中が見える仕様になっている、この待ち時間にしかできない何かがあるなど、この待機の時間をコンテンツの一つとして捉えるようなアイデアがあってもいいかもしれません。 Check 2:オープンスペースを小さくすることは人の滞留時間を減らす点では効果的です。しかし、オープンスペースがあるからこそ、入口付近でのインパクトを与え、空間に抑揚も生まれてきます。 バランスを見て構成を考える必要はありますが、抑揚を持たせつつ人の流れを生み出すという意味では、オープンスペースにも回る順序が記載されていたり、番号が振ってあるなどのアイデアがあっても効果的な気がします。 Check 3:フォトスポットでは感染を警戒し通常時と比べ少なくなることが想定されます。自粛ムードもあったためコロナ禍では外出先でのSNS投稿に対し消極的になっていると考えられます。 自分が被写体になるものがフォトスポットと捉えがちですが何かを撮るという設定におもいきり振り切ってしまうのも1つの策かもしれません。 Check 4:壁の面積を少なくすることで、空気流れを生み出しやすくなります。 空間演出の点からしても、サーキュレーターの台数を必要最低限に抑えることで他の効果や演出にコストを回せるというポジティブな発想もできます。 これから開かれるイベントや企画展に感染対策を取り入れることは必須になってきます。 展示会であれば主催者側からガイダンスが出ることはありますが、こういった企画展などでは我々が感染対策を考えなくてはなりません。 施工する側の立場として、責任を持って全体の構成を考え、できる限り対策をしていく姿勢が今後重要になってきます。 現在海外ではかなり奇抜なアイデアが連日ネットニュースを騒がせています。 共通しているのはどれもポジティブな発想であるということです。 「感染対策をしています」ということを前面に打ち出し安心感につなげることも重要ですが、それでは企画展の魅力には繋がってきません。 楽しさは全然軽減していないし、来場者は気づかないけれどしっかりプロの技で実はソーシャルディスタンシングができているという状況が僕ら空間デザイナーが目指す1つの理想なのではないかと思います。 今回はWith コロナ時代を迎える中で業界全体でこの問題に向き合っていくことが重要だと感じ、感染予防対策に着目した記事をあげさせていただきました。 自身も勉強しつつ、引き続きアイデアを情報発信していければと思います。

オンライン美術館の例を元にオンラインとリアル空間の魅力を考える

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クリエーティブ本部 クリエーティブ局 デザイナーの石井です。   緊急事態宣言が出されて以降、いろいろな業界や企業が試行錯誤してwithコロナと向き合っています。 その1つである、美術館や博物館も様々な施策をしていて、もう広く知られているオンライン美術館があります。 『Google Arts & Culture』のオンラインでルーブル美術館やオルセー美術館、メトロポリタン美術館など、世界中の美術館を廻れてしまうサービスです。 参照元:『Google Arts & Culture』https://artsandculture.google.com/?hl=ja   参照元『Google Arts & Culture』より   実はこのサービスは2011年という、9年前からスタートしているサービスでした。 あまり知られていなかったものが外出自粛をきっかけに一気に広まったのではないでしょうか。 現在では46の美術館の32,000点以上の作品が公開され、18の言語で観覧することができます。   参照元『Google Arts & Culture』より   絵画単体を見ることもできますし、ストリートビューをクリックすればその作品が展示してある空間を見ることができます。 絵画や彫刻って画像だけだと大きさまではわからないので、意外と大きいんだ、とかこんな小さかったの?という気づきがありますよね。 昔モナリザって想像より小さい!と思った記憶があります。 また、絵画を時系列順に見ることもできるため、アーティストの中の作風の移り変わりや、美術館のコレクションの中での時代ごとの作品を見ることができます。 世界中のアートを動かず見ることができるだけでも楽しいのに、時系列までも一覧で見ることができるのは便利ですよね。   多くの作品数を見ることができるので良いのですが、絵画の絵の具の厚みとか盛り方とかテクスチャー とか、作家の熱量が伝わってくるような、そういうところも見られたらいいのになあ…という欲求も湧いてきます。   すると、それが見ることができるものがありました。 マドリッドの『ソフィア王妃芸術センター』のウェブサイトで公開している『ゲルニカ再考』 そこで見られるのはパブロ・ピカソの代表作であるゲルニカの誕生までのストーリーや年表、時代背景、そして《ギガピクセル画像》でゲルニカを見ることができます。   《ギガピクセル画像》いう超高解像度画像データの写真技術により、作品の細部まで見ることができるのです。 画面右ウィンドウの項目にチェックを入れるとその部分に色がついて表示され、観察することができます。 亀裂や汚れなど、様々な項目が選択できます。   絵画をクローズアップするとかなり鮮明ではっきりと見えます。 筆の跡や経年劣化、下地らしきキャンバスの凹凸やひび割れなどよく観察できます。 横7.77m×縦3.49mの大作のゲルニカを実際に美術館で見るときは、作品から4m離れた場所から見ることができないそうです。 これはオンラインでしか見られない距離の近さだと言えます。   ウェブサイトで誰でも見ることができるので、ぜひ見てみてください。   参照元:『ソフィア王妃芸術センター 』ウェブサイト https://guernica.museoreinasofia.es/en#introduccion     オンライン空間の良さでいうと、その場へ行かなくても自宅で作品を見て楽しめるところ、人混みの中を歩かなくて良い、混んでいて作品が見られないことがない、時間の制約がない、などありますが、上記のゲルニカのギガピクセル画像のようにオンラインでしか体験できない、さらに新しい価値が生み出されていると感じます。 また、オンラインで見ていると実際に見に行きたいという気持ちをかり立てる効果もあります。 一方リアル空間の価値というと、その場の空気感や空間を身体で感じられるところが一番魅力的ではないでしょうか。 その場へ行って体験して感動したことは時が経っても覚えているものです。 ゲルニカでいうと、リアルでは近づいて細部まで見ることができないですが、大きな作品を身体で感じることができます。   オンラインでどこまでできるのか、もっとなにかできる可能性を感じますし、リアルにもやはり魅力があります。 オンラインで予習をして、リアル空間へ遊びに行くこともできるし、反対にリアル空間へ行ってからオンラインで思い出を振り返ることもできます。 例えば、リアルイベントでは超VIPを抽選で招待し、抽選から外れてしまった人たちは中継で参加。 《超VIP》なので会場も無人島や軍艦島、「北陸のハワイ」と呼ばれる水島、山の頂上、はたまた海の中でやってしまうなど特別な場所で開催し、オンラインでしかできないことも盛り込み、新しいリアルイベントが創れるかもしれません。 これからの時代はその双方の魅力を融合した空間が創れたら、また新しく面白いものを生み出していけるような気がします。 リアルの空間を強みとする私たちにとって、リアル空間での体験が少なくなっているのは悲しいことですが、悲観的にならずオンラインが加わることでアップデートされる体験ができる空間創造をしていきます。 しばらくは三密を避ける、ソーシャルディスタンスを意識する空間創りは必須となってきますが、「人と人の距離を空けて感染防止をしています」というようなものではなく、「距離が空いているからこそ楽しめる空間」というような考え方と同時に、オンラインでの体験の「もっとこういうものができたら」「こういったことができたら面白そう」と思うこと突き詰め可能性を探りながら、新たなツール「zone.」を通してアウトプットをしていくべきだと私たちは考えます。

オンラインイベント支援サービス提供開始:
その強みについてクリエイティブディレクターに聞きました

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当社ジールアソシエイツは、リアルイベントの効果を最大化させるオンラインイベント支援サービスの提供を開始いたしました。 どのようなサービスなのか、強みは何なのか、など、クリエーティブ局の局長を務める蜂谷に話を聞きました。 クリエーティブ局 局長 蜂谷亮平 今回新たにオンラインイベント支援サービスを開始するとのことで、どういった内容になるのか教えてもらえますか。 蜂谷:正確には”オンラインイベントソリューション”と僕らは呼んでいて、オンライン配信サービスはその中の一つという位置付けです。 内容としてはざっくり言うと、オンラインで販促イベントや展示会・商談会と同じようなことをやっていこう、という内容です。 今回新たにこういったサービスを始めるに至った背景には、どのような思いがあったのでしょうか? 蜂谷:ジールアソシエイツはリアル空間における体験価値創出を事業としてきました。 昔はオフラインが主軸でオンラインはサポートというような関係でしたが、今はオフラインとオンラインはどちらもある意味”リアルな場所”であり、どちらもメインであるというような関係性に変化してきています。 なので今まで外部委託してきたオンライン周りもこれからは自社でサービスとして展開していき、その二つのリアルの相乗効果を狙っていきたいと思い、今回のサービス開始に踏み切りました。 実際にサービスを展開していく上での強みなどはどういった部分にあるのでしょうか。 蜂谷:完全オーダーメイドの”プロデュース”だと思います。 インフルエンサー特化型や集客特化型などオンラインサービスも様々な領域がありますが、クライアントによってやりたいことややるべきことは様々なので、弊社ではまず相談に乗る部分から始めます。 課題や要望を伺った上で数あるリソースを組み合わせて最適なソリューションをご提案します。 その結果、もしかしたらオンラインじゃないほうがいいのでは?という結論に至る時もあるかもしれません。 コンテンツだけ、配信だけ、などの細かいソリューションを提供している会社はたくさんあるのですが、まだまだオンラインイベント、特にBtoBのものは活性化されていないので、メーカー様も結局何をどう組み合わせてやったらいいのかがわからないと思います。 そこを考えるところから弊社ではコーディネートさせていただきます。 また、配信サービスは内製化を行なっていますので、機材リースメーカーと変わらないコストで提供できるのも強みです。 もう一つは”見せ方”の部分ですかね。 オンラインの世界は個人の領域(CtoC)やエンタメの領域(BtoC)の領域ではすごく成熟してきていて、プラットフォームやアプリケーションなども様々ありますが、BtoB領域のオンラインなどはまだまだ成熟していなくて、ものすごく堅くてめんどくさそうな印象のものが多いです。 そこの見せ方やデザインを少しアレンジするだけでも受け手の印象は全然違ったものになると思います。 特にオンラインだと、オフラインイベントのようにこちらから話しかけてお客さんを捕まえて説明するみたいなことができないわけですから、お客さんがどういった印象を感じるかという部分はオフラインよりも気を遣わなければならないと思います。 そういったデザインやコンテンツの見せ方、世界観の構築という部分が一つ強みだと思います。 今後の展望や考えていることなどあったら教えてください。 蜂谷:今はオフラインイベントがなかなかできない世の中ですが、来年にはオリンピック、そしてその先には万博と、これからもっともっとリアルの領域が楽しくなっていくことは間違いないので、その時にはオンラインとオフライン二つのリアルが相乗効果を発揮して商談やビジネスのやり方自体が新しくなると面白いと思っています。 まずはバーチャルイベントでしっかりと実績を積み上げながら、ハイブリッドイベントへの移行を考えています。 そうですよね、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今は展示会やライブ等のオフラインイベントが軒並み中止になっている状況です。 そういったことへの対策は何かありますか。 蜂谷:まさに今までお話させていただいたようなオンラインでのサービスもある意味で新型コロナの対策だと思っています。 リアルイベントや展示会・商談会などの営業機会、販促機会を逃している方々はたくさんいますので、そういった方々のサポートを行うのが本当の対策だと思っております。 また、今後リアルイベントを実施できるようになった際にも、サーモカメラを導入して来場者の非接触での検温などができるように、機材を整えております。 その他除菌水やマスク、超音波加湿器、殺菌照明などできうることは準備しております。 ありがとうございました。 サービスの詳細についてはこちらをご覧ください。 お問い合わせに関しては弊社サイトのお問い合わせフォームからご連絡いただくか、各営業担当までご連絡ください。 サービス資料の拡大版はこちら

ユーロショップ2020視察まとめ

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全会場を通して、「体験」させるようなブースはあまりなかったのですが、デザイン側の製品理解が十分にできており、製品の見せ方に見とれてしまうものばかりでした。 自分自身、ブース全体の大枠からデザインを考えることが多くなりがちなのですが、製品からブースを、というスケールを行き来することが重要であるということを再認識しました。 受付カウンターや什器1つとっても単純なボテ箱というものは少なく、やはりブースのイメージコンセプトに合ったものになっており、細部までのこだわりを感じました。 普段頻繁に使う木工・システム・間接照明をとっても、既成概念にとらわれ過ぎていて、経験則から成る”これはこんなものだろう”というような固定観念が提案の幅を狭めているように感じました。 デザイナーとして、自らの表現にブレーキかけずに実現できるようにマテリアルや部材、新商材に対してもっと知見を持つことでより提案に幅や深み、面白さが出てくるのではないかと思います。 ユーロショップは総じて吊り構造が基本のため、柱が少なく普通は落ちる場所に柱が落ちないことで、開放感とともに空間をより大きく感じることができました。 海外のスタンダードや海外の常識、トレンドをインプットして知見を広げることで、視野視点も広がり、より多くの情報を得ることができました。 今後もよりアンテナを広くして、よりよいデザインをしていきたいと思います。

ユーロショップ2020視察⑤

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今回は、Hall1.3.6.7.15-17を紹介させていただきます。 まずはHall1.3 Retail-Marketing(小売・マーケット)から紹介いたします。 基本的にサイズ感も日本の展示会に似たような展示会でした。 続いてHall15-17 Refrigeration-&Energy-Management(冷凍&エネルギー管理)です。 スーパーマーケットの一部分を模したようなものが多かったです。 最後にHall3.6.7a.7 Retail-Technology(小売・テクノロジー)の紹介です。 展示会の内容的には日本でいうIT weekのようなものでした。 ユーロショップ2020視察②で紹介させていただいたHall4・5同様、ファブリックで構成されているブースがとても多かったです。 施工が雑なブースも多々見受けられました。 そんな中とてもカッコいいなと思った商談エリアがこちら! 上部が開いていることで重くない印象を与えつつ、円形のため周囲からの視線をうまく遮っており、コミュニエーションも円滑に進みそうだなと感じました。 Hall3.6.7a.7 Retail-Technology(小売・テクノロジー)も、比較的日本の展示会に近しい部分が多いと感じました。 要所要所の空間の使い方、ダイナミックさはとても勉強になるものが多かったです。

ユーロショップ2020視察④

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今回はHall10-14 Shop-Fitting&Store-Design(建材展・店舗設計)を紹介させていただきます。 Hall4, 5とはうってかわってファブリックのブースは少なく、木工をベースに建てられたブースが並んでいました。 内装・商業施設の要素に、展示会装飾ならではの自由な要素が加わったブースの数々は興奮の連続でした。 ★BROSZEITブース 等高線のように積まれたブース。 中心の受付に向かって4つの積まれたタワーが上部で1つになっています。 この等間隔に積まれた木はよく見ると厚みが違います! このブースは木の販売をしている企業で、積まれた木一つ一つが商材なんだということでした。 製品理解とブースデザインがうまく1つになっている例だと感じました。 ★HEIKAUS ARCHITEKTURブース 巨大なブースを、家型モチーフで小口に色をつけるなどして統一感を出しながら分かりやすくゾーン分けをしていました。 ★umdaschブース とても大きいブースなのにもかかわらず、入り口が一つしかなく、中央の商談エリアを中心にぐるっと一周する強制動線で構成されていました。 ↓中央の商談エリア ブースの中に、屋台のように小さな陳列棚や小エリアが点在していました。 ↓barエリア 会場内で、このブースのbarエリアが一番迫力があったように思います。 ★SHARED SPACESブース 中央に大きなcafe エリアがあり、その周囲に様々な製品が展示されていました。 規模的にもしつらえ的にも商業施設そのものでした。 他に、部分的に面白かった展示もいくつか紹介いたします。 ★KREFTブース 狭小住宅のようにブースとブースの間に挟まれたw1500×d4500ほどの小さいブース。 上部のルーバーと床の貼り分けにより、小さいながらも、強い印象を受けました。 ブース全体にバランスボールが敷き詰められていたり、 3Dプリンターの企業によるガリバー旅行記のような展示。 マネキンがモニターを設置しようとしている様子。 芝の表現を壁や什器の下にも施していたりと、部分的に見ても面白いブースがたくさんありました。 次回はまだ紹介できていない残りのホールのブースを一挙紹介します!

ユーロショップ2020視察③

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今回はHall9,10 Lightingの展示の紹介をさせていただきます。 前記事のHall4,5と異なり、全体的に暗くされたホールで照明が際立つような様々な展示がされていました。 ★FEELUXブース 上物の4層の間接照明が非常に綺麗でした。 全体的に間接照明で構成されている中、3Dボードにも一段と陰影が付き綺麗にディスプレイされていました。 ★Oktaliteブース 全体がルーバーによって構成されていたこのブース。 人通りの多い通路に対しては巨大なbarが商談エリアとして構えられており、その奥の連続した光のルーバーを抜けると、、、 実際に照明がどのようにして使われているのかを見ることができる展示エリアにつながっていました。 アパレル・スーパーマーケット・コンビニ等の様々な業態を天高(照射距離)を変えながら空間で表現しているのがわかりました。 ★RD LEUCHTEN AGブース ブース全体を、中が透けて見える布で覆うことで、中で何をしているのか?中に入りたい、という気持ちが湧き起こるデザインでした。 全体的に実験室のようなコンセプトで白基調の空間に、青がとても綺麗に映えていました。 ★BARO Retail Litingブース 壁面の光が円の上に沿って回っていきます。 壁面に書かれているのは製品名で、その製品名の場所で、その回っている光の強さや色味がその製品のものになるという仕掛けが面白かったです。 中央の展示は、自分でスイッチをON/OFFしながら見られるもの。 個人的に、商談エリア上物の絶妙な隙間が素敵でそそられました。 ★ledxonブース ファサードのフェンスは全部が金物というわけではなく、縦桟と横桟は木で押さえているだけでした。 内部はセレクトショップのような見た目で木目と黒フレームで構成されており、無骨でとてもかっこよかったです。 OSBボードの黒塗装が空間にアクセントを加えていました。 ★quattrobiブース このブースの社名サインは興味深いものでした。 普通なら抜き行灯でロゴ側に乳半アクリル等を付けるのが一般的なのですが、これは少しロゴの切り抜きの奥に黒いロゴがあり、その間に間接照明を入れることで文字の中ににもやがかかり、面白い表現をしていました。 このホールでは照明の重要さを再認識したと同時に、照明=地明かり・照らすもの、ではなく製品をさらに上手に見せることができるアイテムとして捉える必要があると感じました。 次回はHall10-14 Shop-Fitting&Store-Design(店舗設計)を紹介させていただきます。

ユーロショップ2020視察②

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今回はHall4,5 Expo&Event-Marketing(イベント・マーケティング)の展示内容を紹介していきたいと思います。 Hall4,5は分かりやすく言うと、イベント・展示会の部材屋さんの展示エリアでした。 特に多かったのがファブリックです。 基本的に吊り構造では、軽くて施工が容易なファブリックが主流のようです。 このブースはグラフィックもとても綺麗で、行灯としても綺麗に光っていました。 吊り構造のため柱を落とさずに済み、全体的に開放的でスッキリとしたものが多かった印象です。 ★日本でもよく使われている部材を扱うオクタノルム社のブースです こちらは吊り構造ではなく、全て自社のマキシマとファブリックを使用し全体のブースを構成していました。 自社の新部材オクタリグを使うことで最大13mの梁を飛ばすことができるそうです。 柱の数も、この規模で80角のものが8本しかないとは驚きでした。 ↓オクタリグ 中の円形照明もファブリックを使用し、オクタリグから吊っていました。 ちなみにファブリックはUV印刷で、黒部分は3回刷りをすることで光を全く通さなくなるそうです。 ★SYMAブース 自社部材で2階建てを構成しながら、ファサードをパラメトリックにデザインされていました。 その他のブースの紹介です。 こちらは単管とターポリンのようなものでブースが構成されていました。 プレゼンテーションをバランスボールに座りながら聞いている様子も、ラフで入りやすい印象を醸していました。 このブースでは白いファブリックの後ろの影がゆらゆら動いていました。 文字を吊るしているため、文字が揺れるとファサードの文字も同じく揺れて、通行人の目を引いていました。 ワッフル構造のブースです。 柱の一部に鏡を用いることで、圧迫感を感じさせない作りになっていました。 トラスの代わりにH鋼を使うことで、スケルトン住宅のような表現をしていました。 ベロア素材を分割された木に1つ1つ巻きつけ、壁のテクスチャーとして利用していました。 Hall4,5は7-8割のブースがファブリックを使用しており、また大判出力や大型LEDが数多くあったことが特徴的でした。 展示会やイベントのブース部材会社が数多く出展していたこともあり、ブース自体と製品の親和性が高く、興味深いブースが多くありました。 次回はHall9,10 Lightingの紹介をさせていただきます。

ユーロショップ2020視察①

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2020年2月16日(日)~20日(木)までドイツ・デュッセルドルフで開催された、店舗用資機・販促ツール・展示会資機材の世界最大級の展示会「ユーロショップ2020」を視察してきました。 メッセデュッセルドルフは17ホールから構成され、約26.2万㎡(世界8位の大きさ/東京ドーム5つ分)の広さを誇ります。 ※東京ビッグサイトは約9.5万㎡で世界78位 今回はそのうちの15ホールが使われていました。 ・Hall1.3 Retail-Marketing(小売・マーケット) ・Hall3.6.7a.7 Retail-Technology(小売・テクノロジー) ・Hall4.5 Expo &Event-Marketing(イベント・マーケティング) ・Hall9.10 Lighting(照明) ・Hall10-14 Shop-Fitting &Store-Design(店舗設計) ・Hall15-17 Refrigeration-&Energy-Management(冷凍&エネルギー管理) 大きく分けて6つのエリアに分かれていましたが、さすが世界8位だけあって、とても1日では全てを見て周ることができない広さでした。 次回から、実際の展示内容をご紹介していきたいと思います。

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