Sorry, this entry is only available in 日本語.展示会出展は、自社の商品・サービスの魅力を来場者に直接伝え、新たな見込み客との接点を生み出す貴重な機会です。 そのため、ブースでは「どのような企業なのか」「何を体験・相談できるのか」がひと目で伝わり、商談へつながる導線を設計することが重要です。 この記事では、展示会ブースの事例をもとに、集客力を高め、商談創出につなげるブースづくりのポイントを詳しく解説します。 なお、私たちジールアソシエイツは、展示会ブースを中心に、企画・デザイン・施工・運営まで一貫して対応しています。 実績を踏まえて、自社に合った展示会ブースの方向性を整理したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。 ご相談はこちらから 展示会ブースの事例10選 私たちジールアソシエイツが手がけた展示会ブースを紹介します。 今回紹介する事例は、次の10の展示会ブースです。 SEMICON Japan 2025 アドバンテストブース 第9回ワールドデンタルショー /オーラルケアブース 第9回スマート工場EXPO /キャディブース 第25回ドラッグストアショー 王子製薬ブース 第10回アジアビューティーEXPO アジュバンコスメジャパンブース 第16回 EDIX教育総合展 東京 / 光文書院ブース オートモーティブワールド2025 / イータスブース INCHEM TOKYO2023 /日本ガイシブース 第16回化粧品開発展 ジュテックブース JIMTOF2024 / YKTブース 以下からは、それぞれの展示会ブースについて詳しく見ていきましょう。 SEMICON Japan 2025 アドバンテストブース 半導体業界のリーディングカンパニーである株式会社アドバンテスト様の展示会ブースの事例です。 企業の技術力とブランド価値を示しつつ、来場者に「共感」を持ち帰っていただくことを目標としました。 空間デザインの面では白を基調とした洗練された意匠の中に、映像や照明演出を取り入れることで、遠くからでも目を引く存在感のある構成に。 ブース内はまず「導入エリア」に始まり、同社がテストした半導体が活用されている様子を表現した「象徴ソリューション展示」「製品展示」「コミュニケーションエリア」へと続きます。 映像や展示を駆使して、理念やビジョン、製品の訴求にとどまらない、深い理解を促す体験設計をしました。 また、企業紹介を兼ねたブースマップ冊子を制作し、インフォメーション前で配布することで、ブース内の回遊性向上と情報伝達の質の強化を図っています。 さらに、中長期経営計画やサステナビリティなど幅広い情報を発信することで、顧客やパートナーに加え、メディアや投資家層への訴求も行いました。 SEMICON Japan 2025 アドバンテストブース 第9回ワールドデンタルショー /オーラルケアブース 第9回ワールドデンタルショーにて、株式会社オーラルケア様のブースの企画・デザイン・施工をトータルで担当しました。 単なる商品紹介ではなく、「伝えたいメッセージに焦点を当てたブースにしたい」というご要望をいただきました。 そこで、「魔法学校」という遊び心のあるコンセプトを採用し、来場者がQ&A形式のテストを受けた後、ブース内で模型を用いて答え合わせをする体験型の構成にしました。 展示模型やQ&Aのグラフィック、違和感のない体験フローにこだわることで、口内ケアの正しい方法や歯科業界に向けたメッセージを理解しやすいブースを目指しました。 第9回ワールドデンタルショー /オーラルケアブース 第9回スマート工場EXPO /キャディブース 図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」を展開する、キャディ株式会社様のブース事例です。 第9回スマート工場EXPOにて、ブースのデザイン・施工を担当しました。 「他ブースと明確に差別化し、多くの来場者を誘引したい」というご要望があったため、シックな青を基調としたカラーリングを採用し、高級感や洗練された印象を演出しました。 会場内でも目に留まりやすい色使いにすることで、周囲のブースとの差別化を図っています。 また、来場者が入りやすいよう、開放感のあるレイアウトを設計しました。 ブース正面では、CADDi Drawerの特徴である「図面がすぐ見つかる、すぐ使える」というメッセージをシンプルかつ大胆に訴求。 遠くからでもサービス内容が伝わりやすく、来場者の興味を引きやすい構成にしています。 本展示会では、クライアントのリード獲得目標達成にも寄与し、好評をいただいたブースです。 第9回スマート工場EXPO /キャディブース 第25回ドラッグストアショー 王子製薬ブース 洗濯洗剤やボディ・ヘアケア製品の開発製造を行う、王子製薬株式会社様の展示会ブースです。 ブース全体の企画・デザイン・施工・運営までトータルプロデュースを担当しました。 訴求商品が「香り」に特徴があったため、「パフュームショップ」をテーマにデザイン。 壁紙や照明、床材の素材感にこだわり、白を基調としつつもミニマルなデザインでパフュームショップの世界観を表現しました。 また、メインの動線側に展示台や映像、洗練されたディスプレイを配置することで来場者の目に留まりやすい構成にも注力しました。 展示台側面の間接照明や自立式照明を組み合わせて、製品の魅力を際立たせるようにしています。 多くの来場者を見込み、運営計画や待機列の検証、台本作成を事前に徹底したため、当日は多数の来場者を迎えつつ、スムーズな運営を実現しました。 第25回ドラッグストアショー 王子製薬ブース 第10回アジアビューティーEXPO アジュバンコスメジャパンブース アジュバンコスメジャパン様のブースは、ブランドの個性を空間全体で大胆に表現しました。 中央に渦をまくような印象的なシンボルを配置。 バルーン装飾や照明を組み合わせることで、会場の中でも目を引く華やかなブースに仕上げています。 また、見た目のインパクトだけでなく、来場者が動きやすいゆとりある動線も確保しました。 デザイン性と空間の機能性を両立させ、集客力と運営効率を高めたブースです。 第10回アジアビューティーEXPO アジュバンコスメジャパンブース 第16回 EDIX教育総合展 東京 / 光文書院ブース 光文書院様のブースは、教育商材の特長を楽しく伝えるために、世界観づくりと体験性を組み合わせました。 宇宙と教室を掛け合わせた空間演出によって、教材やサービスの特徴を印象的に表現しています。 98インチの大型モニターを埋め込んだ黒板風の演出を取り入れることで、遠くからでも興味を引きやすいブースになっています。 また、教材やテスト用紙を立体的に見せたり、光文書院のオリジナルキャラクターを随所に配置したりして、ワクワク感が湧いてくる構成に。 情報をただ並べるのではなく、商材のイメージを空間全体で伝えていることがポイントです。 第16回 EDIX教育総合展 東京 / 光文書院ブース オートモーティブワールド2025 / イータスブース 自動車用ソフトウェア開発を行うイータス株式会社様のブース事例です。 ブースの企画やデザイン、施工、運営、フライヤー制作を担当しました。 先進性のある企業イメージを伝えながら、来場者をスムーズに展示へ引き込む設計が特徴です。 上部造作や照明演出を活用することで、技術系の展示会らしいシャープで未来感のある印象を演出しています。 さらに、ステージモニターや壁面グラフィック、社名表示を効果的に配置することで遠くからでもブースの存在感を出し、集客力を高めました。 またアンケート回答へ効果的で自然につながる流れを提案し、多くの方に来場いただきました。 オートモーティブワールド2025 / イータスブース INCHEM TOKYO2023 /日本ガイシブース INCHEM TOKYO2023にて、日本ガイシ株式会社様のブースのPR戦略企画、デザイン、施工、映像、プレゼンテーションのコーディネートを担当しました。 既存品を訴求する「産業プロセス事業部」と、開発品を訴求する「NV推進本部」の2部門横断での出展にあたり、来場者をブースへ引き込む新しいアプローチが求められました。 そこで、「NGK VISION&SOLUTION TRIANGLE」というコンセプトを立案し、日本ガイシ様のカーボンニュートラルに対する企業姿勢を中心に据えながら、2つの事業部が連携する構造をブース全体で表現。 中央のシンボル什器や2つの造作、エリアごとのカラーリング、ステージ用映像を組み合わせることで、各事業部の違いを視覚的に伝え、来場者を適切な展示エリアへ誘導しやすい構成にしました。 INCHEM TOKYO2023 /日本ガイシブース 第16回化粧品開発展/ジュテックブース 第15回化粧品開発展に引き続き、第16回もジュテック株式会社様の展示会ブースを手がけました。 今回のジュテック様のブースは、「Fleur de JUTEC」をテーマに、花を中心とした空間デザインをしました。 パステルカラーや曲線を取り入れたデザインによって、「癒し」と「華やかさ」を表現しています。 また、新製品を花のディスプレイと共に並べ、目を引く存在として際立たせました。 体験型のデジタルコンテンツとして、来場者のニーズを探るスマートフォン連携型の診断システムを構築・導入。 来場者が展示エリア内に設置されたQRコードを読み取り、「理想の化粧品容器」についてヒアリングに回答できる仕様にしました。 さらに、回答に基づいておすすめの製品へと誘導するだけでなく、アンケートの集計結果をリアルタイムに見ることのできるモニターを配置しています。 データの可視化だけではなく、来場者の目を引くアイキャッチとしての役割も持たせているのです。 華やかなデザインとデジタル体験をあわせた、ブランドの魅力と製品特性をさまざまな面から訴求したプロジェクトとなりました。 第16回化粧品開発展 ジュテックブース JIMTOF2024 / YKTブース YKT株式会社様のブースは、創業100周年という特別なブースとしてデザインしました。 ブースの上部にLEDビジョンや歴史展示を設置。 創業から100年という長年の歩みを鮮烈に印象づけています。 中でも創業時に使用されていた旋盤を展示したコーナーは、歴史と革新を同時に感じられる空間として多くの来場者の関心を集めました。 また、歴史紹介コーナーは、映像と年表を組み合わせて創業からの歩みをわかりやすくご紹介。 製品展示も透明度の高いアクリルケースを採用し、製品の精緻な構造を細部まで見られる設計にしました。 各機械には、特徴を表すキャッチコピーバナーを設置し、ブース全体の視覚的インパクトを高めています。 JIMTOF2024 / YKTブース 事例にみる!集客につながる展示会ブースづくりのポイント これまでの事例から、集客につながる展示会ブースには共通する工夫があることがわかります。 ポイントは、次の通りです。 来場者の目を引く 入りやすく回遊しやすい空間設計にする 直感的に理解できる展示にする 商談までの動線を設計する 以下からは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。 来場者の目を引く 展示会では、まず来場者に気づいてもらい、足を止めてもらう必要があります。 会場には多くのブースが並ぶため、遠くから見ても「何のブースか」「どんな特徴があるのか」が伝わる見せ方が重要です。 具体的な展示の構成として次のことがポイントとして挙げられます。 視認性の高いアイキャッチを置く ブランドの世界観を統一する それぞれについて、詳しく見ていきましょう。 視認性の高いアイキャッチを置く 遠くからでも目に入りやすいサインや造作があると、来場者の注目を引きつけやすくなります。 たとえば、アジュバンコスメジャパン様のブースでは中央の印象的なシンボルによって会場内での視認性を高め、YKT株式会社様のブースでは上部のLEDビジョンと歴史展示によって遠くからでもテーマが伝わる設計にしました。 ブースの前を通る来場者は、一つひとつをじっくり見ているわけではないため、一目で内容が伝わる工夫が集客につながります。 ブランドの世界観を統一する 印象に残るブースにするうえで重要なのが、空間全体の世界観を統一することです。 色使いやグラフィック、展示台、照明、配布物などに統一感があると、来場者の記憶に残りやすくなります。 また、商品単体を並べるだけでなく、「どんな価値を届けるブランドなのか」まで感じられる見せ方ができると、訴求力は高まります。 入りやすく回遊しやすい空間設計にする ブースが目立っていても、入りにくかったり、中で動きにくかったりすると、来場者は離れてしまいます。 展示会ブースでは人が無理なく入れて、スムーズに見て回れる空間設計も重要です。 実際に、王子製薬様やアジュバンコスメジャパン様、アドバンテスト様の事例でも、視線を引く演出とスムーズな回遊性の両立を意識していました。 空間設計のポイントとして次のことが挙げられます。 開放感のある広々とした空間にする 入り口を複数設ける 一方通行でスムーズな動線にする それぞれのポイントについて詳しく解説します。 開放感のある広々とした空間にする 外から中の様子が見えやすいと、「何をしているブースなのか」がわかりやすく、立ち寄るハードルも下がります。 また、展示物を詰め込みすぎず、適度に余白を持たせることもポイントです。 見通しのよいブースは圧迫感が少なく、回遊しやすい空間になりやすいため、結果的に滞在時間を伸ばす効果も期待できます。 入り口を複数設ける ブースの入口が1か所だけだと混雑を招く要因になります。 複数の方向から入れる構成にすることで人の流れを分散し、混雑緩和が期待できます。 スペースの都合で入口を増やせない場合は、視線を誘導するサインや、どこから入れるかがわかるレイアウトにしましょう。 一方通行でスムーズな動線にする ブースの動線を一方方向に設定することも、回遊性を高める手段の一つです。 来場者が混雑してしまうことを防ぎつつ、展示の内容を順番に見てもらいやすいメリットがあります。 また、来場者を誘導や案内がしやすくなり、接客の質の向上にもつながります。 直感的に理解できる展示にする 展示会では、来場者が一つのブースに滞在する時間は限られています。 商談や訴求につなげるには、直感的に展示内容が理解できるものを設置することも効果的です。 直感的に理解できる展示として次の2つが挙げられます。 体験型コンテンツを設置する 照明や映像などを活用した演出を取り入れる ここからは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。 体験型コンテンツを設置する 来場者が実際に触れる、試す、操作する、といった体験型コンテンツは、理解を深めやすい展示方法です。 自分で参加できることで、内容が印象に残りやすく、会話のきっかけにもなります。 スタッフ側も自然に声をかけやすくなり、そこから商品説明や商談につながる効果も期待できます。 照明や映像などを活用した演出を取り入れる 照明や映像は、短時間でブースの魅力を伝える効果的な方法です。 YKT株式会社様の事例のように年表と映像を組み合わせることで、会社の歴史と技術革新の軌跡を体感できるようになります。 照明やモニター演出を取り入れることで、先進性や高級感、楽しさなど、ブランドイメージやメッセージも表現しやすくなります。 商談までの動線を設計する 展示会では、ブースに集客できただけでは十分とはいえません。 興味を持った来場者を、相談、情報交換、商談へと自然につなげる動線まで考えておくことが重要です。 商談までの動線として次のような内容を取り入れてみましょう。 個別相談ブースを設置する 展示会場のみのキャンペーンを実施する 次につながるパンフレットやチラシ類を配布する ここからは、それぞれの内容について詳しく解説します。 個別相談ブースを設置する 具体的な話をしたい来場者に対しては、落ち着いて会話できるスペースがあると効果的です。 周囲の目や音を気にせず話せる環境があることで、要望や課題を聞き取りやすくなり、商談につながる可能性も高まります。 展示会場のみのキャンペーンを実施する 展示会限定の特典や参加施策は、来場者の行動を促す方法です。 たとえば、ジュテック様のブースのように診断システムの回答結果に応じて、おすすめの製品へ誘導するといった流れを実現することも可能になります。 またアンケート回答のデータをリアルタイムで集計・可視化できる仕組みを導入しておけば、アイキャッチとしても活用が可能です。 また、単なる体験や配布で終わらせるのではなく、次の接点につながる仕組みにしておくことがポイントです。 なお、ノベルティや来場特典を配布する場合は景品表示法上の規制対象になることがあるため、実施前に内容や配布条件を確認しましょう。 総付景品については、提供できる景品類の最高額が定められており、提供できる景品類の最高額は、景品類の提供に係る取引の価額が1,000円未満の場合は200円まで、1,000円以上の場合は取引の価額の10分の2の金額までとなります。 引用元: 消費者庁「総付景品について」 次につながるパンフレットやチラシ類を配布する 多くのブースを見て回る来場者も多いため、その場で興味を持ってもらっても、後につながらないことも少なくありません。 商談や契約につなげるためには、要点がわかりやすく整理された資料や関連するノベルティの配布も効果的です。 アドバンテスト様の事例では、企業紹介を兼ねたブースマップ冊子を制作し、インフォメーション前で配布しました。 テーマに沿ったノベルティを渡すことで、伝えたいメッセージが届くようにするという効果が期待できます。 展示会ブースづくりで迷ったら、企画から運営まで任せられる会社を選ぼう 展示会ブースで成果を出すには、来場者の目を引くデザインはもちろん、入りやすいレイアウト、わかりやすい展示、商談につなげる動線まで、トータルで考えることが大切です。 しかし、ブースの内容を自社だけで整理し、限られた準備期間の中で形にするのは簡単ではありません。 そのため、展示会ブースづくりで迷ったときは、企画からデザイン、施工、当日の運営まで一貫して相談できる会社を選ぶのがおすすめです。 私たちジールアソシエイツは、展示会ブースの企画・デザインから施工、さらには当日の運営台本の制作および運営対応まで、一貫したプロデュースとサポートを行っています。 顧客の目標達成はもちろん、来場者に「楽しい」と感じてもらえるクリエイティブの提供を大切にしています。 「成果につながる展示会ブースを実現したい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。 ご相談はこちらから