お知らせ

zone.のポジショニングとは

2020.11.12

当社オリジナルのオンラインイベントプラットフォーム「zone. -unbelievable-」

開発の出発点となったのは「展示会が開催されなくて困っている企業の皆様のお役に立ちたい」という思いでした。
私たちが培ってきたイベントプロデュースのノウハウを活かしつつ、コロナに負けない営業/マーケティングソリューションを作ろう、と。

こうして出来上がったのが、オンラインイベントプラットフォーム「zone. -unbelievable-」です。
zone.は主にBtoB企業の皆様に、コロナ禍でも安心して販促活動を行っていただける様に設計しています。
特に先日発表した「エキシビションパッケージ」は、個展・プライベートショーや学術大会などでご好評頂いております。
こちらはオンラインイベントのオールインワンパッケージでして、低価格でのご提供が可能ですので、
お問い合わせ是非お待ちしております。

 

本日は「zone. -unbelievable-」オンラインイベントプラットフォームでのポジションニングについてお話したいと思います。

 

[zone.のポジショニングマップ]

 

「zone. -unbelievable-」には、フルブラウザ対応の「basic」と、クラウドレンダリング・アプリケーション稼働を前提とした(ゲームの世界のような)「PRO」のラインアップがあり、今回はzone. basicを前提としています。

 

1、zone. basicはBtoB企業様向けのソリューションです。

オンラインイベントは、ウェビナーを中心とするものから2Dグラフィックで構成されたものなど様々な形式が存在しますが、zone.はオンラインでも「ブランドを体験」していただき、その体験した熱量をもってビデオ商談等に臨んでいただく事で商談の質が向上すると考えています。その「ブランド体験の質の向上」の為に、より高品質なバーチャルブースを一つの手法としてご提案しています。

しかしながら、バーチャルブースは拘れば拘るほど(ブランド再現をすればするほど)、ユーザーの端末・環境への負荷が重くなり、視聴できる環境が制限されてしまうのも現状です。結局は重さを敬遠して、資料がDLできるだけのハリボテのようなバーチャルブースや、ウェビナーでオンラインイベントが展開がされているだけというのがほとんどだと思います。実は「重いけどものすごく拘ったバーチャル空間」は、エンジニア的に言うと「ゲームを制作する」のと同じで「専用のアプリ」を端末にDLしてもらえれば稼働し、お客様にご体感いただけるのですが、この「専用アプリをDLする」という行為が、「会社支給の端末に落とすのが面倒/禁止されている」・「お客様にそんな手間をかけさせたくない」という側面が強くあり、導入できないのも大きい理由かと思います。

そのような中で、ブラウザ上で誰でも見ることができて、「イベント・空間会社のノウハウが詰まった」バーチャルブースで、展示会・イベントを開催することができれば、BtoB企業様へ新しい形での展示会、個展やプライベートショーをご提供できるのではないかと考えています。

あ、もちろんウェビナーサイト・2Dサイトでもzone.システムは構築可能です!笑

2、オンラインであっても、あくまで「イベント・展示会」。

CGの制作環境が進んでいる昨今ですので比較的どのような企業様でもバーチャルブースの製作に参入ができますが、オンラインイベント・展示会はあくまで「イベント」であり、オンラインにブースをただ作るだけでは不十分です。
zone.ソリューションの最大の強みは「イベント・展示会を知り尽くした人間が創っている」ことです。数多くのリアルイベントを設計してきた我々だからこそ生み出せるオンラインでの体験があると思っています。

当然の事ながらzone.システムは、製作したイベントサイトの来場ログ・トラッキングデータの取得にも対応し、会期終了後の営業活動にご活用いただけるデータの提供が可能です。

 

3、オンラインはあくまでリアルイベントを補完するもの。私達もそう考えています。

ここまでオンラインイベント推しでしたが、当社はそもそもリアルイベントのプロフェッショナルです(笑)。前述の通り、リアルを知っているからこそできるオンラインイベントもあれば、リアルを知っているからこそできる「ハイブリッドイベント」のプランニングスキルもあります。

展示会の開催は復活してきたものの、前年に比べ来場者数減、商談数減、という状況がしばらく続くと予想される中、リアルイベントでもオンラインでも、「商談の質」が求められる様に思います。下の図はあくまで理想的な考えですが、当社ではリアル展示会とzone.システムを使ったオンラインイベント、さらにはリアルのアーカイブイベント化(営業行為のDX化)によって、リアルイベントを単独で開催するよりも今の時代にあった形で、さらに効果のあるイベントを実施できるのではないかと考えています。

[当社のソリューションを活用した新時代のハイブリッドプロモーションの概念]

左:リアルイベントプロデュース
中:zone.システムを使ったオンラインイベントプロデュース
右:当社のカッティングエッジシステムを使ったリアルイベントアーカイブ活用(営業のDX化)

4、イベントテック企業と機能連携!。オリジナルビデオ商談会議システムも間もなくロールアウト!

今後のzone.は、オンラインイベントにとって極めて重要となるレジスト情報の拡充とネットワーキングを目的として、先日発表したSansanの新世代エントリーフォーム「Smart Entry by Eight オンライン名刺」と連携をスタートしています。Eightの機能を使ってスマートにオンラインイベントにログインをし、そのレジスト情報をもってバーチャル空間で「ブランドを体験」していただき、レジスト情報そのままにビデオ商談を行っていただけるオリジナルのビデオ商談システムもまもなく発表いたします。

どうぞご期待ください!

 

ここでご紹介した以外にも、zone.には多くの仕組みと「想い」が詰まっています。特に3のハイブリッドプロモーションはおすすめです!
詳しくは、ぜひ弊社営業担当、または下記お問い合わせフォームまでお問い合わせください!

次回は「営業行為をDX化するためのzone.」という題で書きたいと思います。
ありがとうございました。

 

開発責任者 YN