インサイドジール

ミラノデザインウィーク視察②

2019.04.21


夜22時に日本を発ち、ドーハで乗り継ぎ約20時間の長旅の末ようやくミラノマルペンサ空港に到着。
空港から移動しホテルに荷物を置いたころには夕方15:30ごろ。
この日はあまり活動できないけど、さっそく街へ繰り出し街に散策へ!

石畳の道で建物も古く趣のあるすてきな街並みです。
まずはサンタマリア デッレ グラツィエ教会とドゥオーモを見に行き、最初にルイヴィトンの展示を見に行きました。
さすが人気です。
行列ができていますが、案外すぐに入れました。
中に入ると真っ青な螺旋階段。
階段を登りきり部屋に入るとエントランスが現れます。

そこには今回の展示されているインテリアのカードが並べられていて、自由に持ち帰ることができました。
紙は厚みがしっかりあり、これだけでも嬉しい。
さらに奥に進んでいくと、エントランスでも見た有機的でビビットな家具たちが展示されていました。



クラシックな既存の建物の中に南国の植物のようなカラフルで個性の強い展示がしてあります。
それだけだとお互いケンカしそうですが、照明の演出の効果なのか、全く気にならないのです。
建物に負けない展示です。

続いて次の部屋に入ると、こちらは別世界。
入った瞬間に、思わずわあっと声が漏れました。

いくつもの照明が吊ってあり、それはそれは美しかったです。
写真で伝わりきらないのが残念。。
室内の壁に鏡もあるのでより奥行きが出ていました。


オブジェ・ノマド・コレクションの展示がされています。
※「オブジェ・ノマド」インテリアコレクションは、著名なデザイナーたちが、ルイ・ヴィトンの歴史あるバッグのデザインからインスパイアして家具や照明器具をデザインするというコレクション。日本人だとnendoと吉岡徳仁が照明や椅子をデザインしています。


私はこの貝殻のようなソファがお気に入りです。
座りたい。

「Bomboca Sofa」
フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ
他の個室ではその家具に合わせた演出で展示がされていました。

家具の形状のゆらめきと青い光のゆらめきが相まって綺麗です。



こちらの部屋では三角形の鏡の反射が空間に使われ可愛かった。
もちろん鏡も家具もコレクションの一部です。
家具も三角形のあるものをチョイスして合わせたのかな?

ルイヴィトンだけでも見応えのある展示で、1日目は時間が少なかったですが充実した気持ちになれました。