展示会で集客するには?
事前準備・当日の対応や成功事例を解説
2026.07.28
展示会は、自社の商品やサービスを多くの見込み顧客に直接アピールできる貴重な機会です。
しかし、ただ出展するだけでは思うように人が集まらず、「商談につながらない」と悩む企業も少なくありません。
成果につなげるには、ターゲットに合わせた事前告知やブースづくり、来場者の興味を引く声かけ、その後のフォローまで丁寧に行うことが大切です。
この記事では、展示会で集客を成功させるために必要な事前準備や当日の対応、成功事例について解説します。
展示会で集客できない理由

展示会は、出展すれば自然に人が集まる場所ではありません。
多くの企業が同じ会場内でブースを構えるため、来場者に「ここは自分に関係がありそうだ」と思ってもらえなければ、足を止めてもらうことは難しくなります。
展示会で集客できない主な理由は、次の通りです。
- 来場者数だけをKPIにしているから
- 事前集客をしていないから
- ブース設計が甘いから
- スタッフ対応が統一されていないから
ここからは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
来場者数だけをKPIにしているから
展示会では、ブースに来た人数や名刺の獲得数を重視しがちです。
しかし、人数だけを追いかけると、成果につながりにくくなる場合があります。
たとえば、商品やサービスにあまり関心のない来場者を多く集めても、その後の商談や問い合わせにはつながりにくいものです。
展示会で大切なのは「何人来たか」だけではなく、「どのような人と接点を持てたか」「次の商談につながる会話ができたか」です。
そのため、KPIを設定する際は来場者数だけでなく、商談につながりそうな名刺の数や具体的な相談件数、後日アポイントの獲得数などもあわせて見ることが大切です。
事前集客をしていないから
事前集客をしていない場合、展示会当日にたまたまブースの前を通った来場者に頼ることになります。
これでは、来てほしい相手との接点をつくれず、当日の立地や人通りに成果が左右されやすくなります。
展示会で成果を出すためには、開始前から「誰に来てほしいのか」を決め、以下の施策を行い、当日の集客につなげましょう。
- 既存顧客や見込み客にメールで案内する
- 営業担当から直接声をかける
- 自社サイトやSNSで出展情報を発信する
また、「ぜひお立ち寄りください」だけでは、来場者にとって足を運ぶ理由が弱くなります。
展示内容、相談できること、体験できること、当日得られる情報などを具体的に伝えることで、来場のきっかけをつくりやすくなります。
ブース設計が甘いから
ブース設計が不十分だと、来場者は「何の会社なのか」「自分に関係がある内容なのか」を一目で判断できません。
その結果、興味を持たれる前に通り過ぎられてしまいます。
展示会では、来場者が限られた時間の中で多くのブースを見て回ります。
そのため、遠くから見ても内容が伝わるサインやキービジュアル、入りやすいレイアウト、展示物の見やすさ、スタッフと話しやすい動線を整えることが大切です。
特に、ブース内に情報を詰め込みすぎると、かえって伝わりにくくなります。
伝えたいことを絞り込み、「誰に向けた展示なのか」「どのような課題を解決できるのか」が短い言葉で伝わるように設計しましょう。
また、実物展示、デモンストレーション、映像、体験コンテンツなどを活用すると、来場者が足を止めるきっかけをつくりやすくなります。
空間全体で興味を引き、会話につなげる設計が重要です。
スタッフ対応が統一されていないから
ブースの見た目が整っていても、スタッフ対応にばらつきがあると、来場者との接点を成果につなげにくくなります。
たとえば、あるスタッフは積極的に声をかける一方で、別のスタッフは待ちの姿勢になっていると、ブース全体の印象が安定しません。
また、説明内容がスタッフごとに違っていると、来場者に不安を与える可能性もあります。
展示会では、事前にスタッフ全員で来場者対応の品質をそろえておくことが大切です。
具体的には、以下の項目を事前に決めておきましょう。
- スタッフの役割分担
- 声のかけ方
- 説明の流れ
- 商談につなげる判断基準
- 名刺情報や会話内容の記録方法
また、スタッフ同士の私語やスマートフォン操作が目立つと、来場者は話しかけにくくなります。
展示会当日は、ブースに立つスタッフ一人ひとりが企業の印象をつくる存在であることを意識し、来場者が安心して相談できる雰囲気を整えましょう。
展示会で集客するための事前準備

展示会の集客は、当日の呼び込みだけで決まるものではありません。
会期前の段階で「誰に来てほしいのか」「何を見せるのか」「どう案内するのか」を整理しておくことで、ブースへの来場数や商談につながる可能性が変わります。
展示会で集客するための事前準備として、次の内容が挙げられます。
- 集客したいターゲットを明確にする
- 告知を行う
- ブース設計にこだわる
ここからは、事前準備のポイントについて詳しく見ていきましょう。
集客したいターゲットを明確にする
展示会で成果を出すには、まず「どのような人にブースへ来てほしいのか」を明確にすることが大切です。
ターゲットが曖昧なままだと、展示内容やブースデザイン、スタッフの声かけ、配布資料の内容がぼやけてしまいます。
ターゲットを考える際は、次のような項目を整理しましょう。
| 整理する項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 業種・企業規模 | どの業界、どの規模の企業に来てほしいか |
| 部署・役職 | 経営層、管理職、現場担当者など、誰に伝えるべきか |
| 抱えている課題 | コスト削減、業務効率化、ブランド刷新、販促強化など |
| 検討段階 | 情報収集段階か、比較検討中か、導入直前か |
| 既存接点の有無 | 既存顧客、過去商談先、新規見込み客のどれに該当するか |
たとえば、経営層には「事業成長やブランド価値の向上」、現場担当者には「運用のしやすさ」や「導入後の具体的な効果」を伝えるなど、相手によって訴求する内容は変わります。
展示会に出展するにあたっては、単に人を集めるだけでなく、来場者が「自分たちの課題に関係がある」と感じられる体験を設計することが重要です。
告知を行う
展示会の告知では、「出展します」と知らせるだけでは不十分です。
来場者にとって大切なのは、「そのブースに行くと何が得られるのか」です。
展示内容、デモ、相談できるテーマ、限定資料、来場特典などを具体的に伝えることで、ブースへ足を運ぶ理由をつくりやすくなります。
展示会前に行いたい告知方法は、次の通りです。
- メールで既存顧客や見込み客へ案内する
- SNSで出展情報や見どころを発信する
- Web広告でターゲットへ認知を広げる
- 営業担当から直接案内する
ここからは、それぞれの告知方法について詳しく見ていきましょう。
メールで既存顧客や見込み客へ案内する
既存顧客や見込み客へのメール案内は、展示会集客で取り組みやすい方法のひとつです。
すでに接点がある相手に対して、展示会名、会期、会場、ブース番号、展示内容を伝えることで、来場スケジュールに組み込んでもらいやすくなります。
メールでは、単に開催情報を並べるのではなく、次のような内容を入れると効果的です。
| 入れる内容 | 伝える目的 |
|---|---|
| 展示会名・会期・会場 | 来場スケジュールを把握してもらう |
| ブース番号 | 当日迷わず来てもらう |
| 展示内容・デモ内容 | 見に行く理由をつくる |
| 相談できるテーマ | 自社の課題と結びつけてもらう |
| 商談予約の案内 | 当日の対応をスムーズにする |
特に、デモやミニセミナー、個別相談を実施する場合は、「当日何を体験できるのか」を具体的に伝えることが大切です。
SNSで出展情報や見どころを発信する
SNSは、展示会前から当日まで継続的に情報を届けられる媒体です。
出展情報だけでなく、ブースの準備風景、展示物の一部、デモの見どころ、ノベルティ、当日の会場の様子などを発信できます。
特に、写真や短い動画を活用すると、ブースの雰囲気や体験内容が伝わりやすくなります。
来場者に「実際に見てみたい」「会場で立ち寄ってみたい」と思ってもらうきっかけを作れる点が、SNSの強みです。
また、会期中も投稿を続けることで、会場内にいる来場者への再接触にもつながります。
ブースの場所や混雑状況、実施中のデモ内容などを発信すれば、当日の来場促進にも役立ちます。
Web広告でターゲットへ認知を広げる
Web広告は、既存の顧客リストだけでは接点を持てない見込み客に展示会情報を届けたい場合に効果的です。
業種、職種、役職、関心領域などを絞って配信することで、来場してほしい層に向けて効率よく告知できます。
ただし、広告で「展示会に出展します」と伝えるだけでは、来場にはつながりにくい場合があります。
広告では、来場者の課題に合わせて、次のような内容を明確に伝えましょう。
| 訴求内容 | 例 |
|---|---|
| 見られるもの | 新サービスのデモ、導入事例、展示演出 |
| 相談できること | ブース設計、ブランド刷新、映像活用、販促施策 |
| 得られる情報 | 最新事例、課題解決のヒント、比較検討の材料 |
| 行動動線 | 来場予約、商談予約、資料ダウンロード |
Web広告は認知を広げる施策として効果的ではあるものの、配信後にどのページへ誘導するかも重要です。
展示内容や来場メリットがわかるページを用意し、来場予約や問い合わせにつなげられる動線を整えましょう。
営業担当から直接案内する
商談につながりやすい相手には、営業担当から直接案内する方法が効果的です。
既存顧客、過去に商談した企業、資料請求済みの見込み客、休眠顧客などに対して、展示会を再接点のきっかけとして活用できます。
営業担当から案内する場合は、相手の課題に合わせて伝える内容を変えることが大切です。
たとえば、「当日は実物をご覧いただけます」「具体的な導入イメージについてご相談いただけます」「過去にご相談いただいたテーマに近い事例をご紹介できます」といったように、個別性のある案内にすると来場理由が明確になります。
また、可能であれば事前に商談予約まで設定しましょう。
誰が、何時に、どの来場者に対応するのかを社内で共有しておけば、当日の機会損失を防ぎやすくなります。
ブース設計にこだわる
展示会では、来場者が短時間で多くのブースを見て回ります。
そのため、遠くから見ても「何のブースか」「自分に関係がありそうか」が伝わる設計が重要です。
ブース設計では、次のような点を意識しましょう。
| 設計のポイント | 目的 |
|---|---|
| 遠くから見えるキャッチコピー | 立ち止まるきっかけをつくる |
| わかりやすい展示物 | サービス内容を直感的に伝える |
| 相談しやすいカウンター | 来場者との会話を生み出す |
| デモを見やすい動線 | 滞在時間を延ばす |
| 映像や演出の活用 | 印象に残る体験をつくる |
見た目のデザインだけを整えても、集客につながるとは限りません。
大切なのは、ターゲットの課題に合わせて「立ち止まる理由」「話を聞く理由」「相談する理由」をブース全体で設計することです。
特に、展示会ブースでは、空間設計・映像演出・展示物・スタッフの動線が連動しているかどうかで、来場者の滞在時間や商談へのつながりやすさが変わります。
ブースを単なる展示スペースとして考えるのではなく、企業の魅力やサービス価値を体験してもらう場として設計することが重要です。
私たちジールアソシエイツは、展示会ブースの企画・デザイン・施工だけでなく、映像や演出、来場者動線まで含めた空間づくりを総合的にプロデュースしています。
見た目の美しさに加えて、「どうすれば来場者が足を止めるか」「どのような体験が商談につながるか」まで設計できる点が強みです。
展示会ブースの設計やデザインにお悩みの際は、ぜひジールアソシエイツにご相談ください。
展示会で集客するための当日の対応

展示会当日は、同じ場所・同じ来場者数であっても、ブースでの見せ方やスタッフの動き方によって成果が変わります。
来場者が足を止めるきっかけを作り、自然に説明や商談へつなげられる運営体制を整えておくことが大切です。
展示会で集客するための当日の対応として、次の方法が挙げられます。
- ノベルティや体験特典を活用する
- デモやセミナーで人だかりをつくる
- 運営体制を強化する
- SNSやライブ配信でリアルタイム発信を行う
ここからは、当日の対応について詳しく見ていきましょう。
ノベルティや体験特典を活用する
ノベルティや体験特典は、来場者がブースに立ち寄るきっかけになります。
ただし、ただ物を配るだけでは、商談につながりにくい来場者が集まってしまうこともあります。
大切なのは、自社の展示内容やターゲットの課題と関係のある特典を用意することです。
たとえば、次のようなものが考えられます。
| 特典の種類 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 業界動向をまとめた資料 | 情報収集をしている来場者に関心を持ってもらいやすい |
| 課題チェックリスト | 自社の悩みに気づいてもらいやすい |
| 無料診断 | 具体的な相談へつなげやすい |
| デモ体験 | 商品やサービスの理解を深めてもらいやすい |
| 個別相談枠 | 商談や後日の打ち合わせにつなげやすい |
ノベルティは「配るもの」ではなく、「会話を始めるためのきっかけ」として考えることが重要です。
展示会の場では、来場者に小さな発見や学びを持ち帰ってもらえる特典を用意すると、ブースの印象も残りやすくなります。
空間づくりやブランド体験の視点では、ノベルティもブース全体の演出の一部です。
企業の世界観や展示テーマとつながる内容にすることで、単なる配布物ではなく、ブランドを思い出してもらう接点になります。
デモやセミナーで人だかりをつくる
デモやミニセミナーは、通路を歩いている来場者の足を止めるために効果的です。
動きのない展示だけでは伝わりにくい内容も、実演や短い説明を加えることで、来場者にイメージしてもらいやすくなります。
人が集まっているブースは、周囲の来場者からも関心を持たれやすくなります。
「何をしているのだろう」と感じてもらえれば、自然に立ち寄るきっかけを作れます。
デモやセミナーを行う際は、次の点を意識しましょう。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 時間を短くする | 通行中の来場者でも参加しやすくする |
| 見るだけで理解できる内容にする | 遠くからでも興味を持ってもらいやすくする |
| 開催時間を決めて告知する | 来場者が参加予定を立てやすくする |
| 体験できる要素を入れる | 記憶に残りやすくする |
| 終了後の相談動線をつくる | 商談や資料案内につなげる |
デモやセミナーは、来場者に商品・サービスの価値を体感してもらい、次の会話につなげるための大切な仕掛けです。
映像や音、照明、展示物の動きなどを組み合わせると、ブース前の注目度を高めやすくなります。
運営体制を強化する
展示会当日は、スタッフ全員が同じ動きをするのではなく、あらかじめ役割を分けて、最適な運営体制を整えておくことが大切です。
役割が曖昧なままだと、混雑時に来場者を待たせたり、商談につながる相手を逃したりする可能性があります。
主な役割は、次のように分けられます。
| 役割 | 主な対応内容 |
|---|---|
| 呼び込み担当 | 通路側で来場者に声をかけ、自然にブースへ誘導する |
| 受付担当 | 来場者情報の確認や資料配布を行う |
| 一次説明担当 | 展示内容を簡潔に説明し、関心度を確認する |
| デモ担当 | 実演や体験コンテンツの案内を行う |
| 商談担当 | 具体的な課題を持つ来場者に詳しく対応する |
| 記録担当 | 名刺情報や会話内容を記録する |
特に重要なのは、来場者の温度感を見極めることです。
情報収集段階の来場者には概要説明や資料案内を行い、具体的な課題を持っている来場者には商談担当へつなぐなど、対応の流れを事前に決めておきましょう。
また、展示会の前にはスタッフ全員で最終確認を行うことも大切です。
ブースの目的、声かけの内容、説明の流れ、商談への引き継ぎ方、休憩時間の取り方などを共有しておくと、当日の対応品質が安定します。
来場者にとって、スタッフの対応はブースの印象そのものです。
どれだけデザイン性の高いブースを作っても、声かけや説明がわかりにくければ、良い印象にはつながりません。
空間設計とスタッフ運営を一体で考えることが、展示会集客では重要です。
SNSやライブ配信でリアルタイム発信を行う
展示会当日は、ブース内だけでなく、SNSやライブ配信を使ったリアルタイムでの情報発信も活用できます。
会場にいる来場者には「今このブースで何をしているのか」を伝えられ、会場に来られない見込み客にも展示内容を伝えられます。
発信する内容としては、次のようなものがあります。
| 発信内容 | 目的 |
|---|---|
| ブースの様子 | 雰囲気やにぎわいを伝える |
| デモの開始時間 | 会場内の来場者を呼び込む |
| ミニセミナーの告知 | 参加のきっかけをつくる |
| 展示物の見どころ | 興味を持ってもらう |
| 来場者の反応 | ブースの熱量を伝える |
| 当日の相談テーマ | 商談や問い合わせにつなげる |
SNS投稿は、事前告知だけでなく、会期中のブース来場や展示会後の問い合わせにもつながります。
短い動画や写真を活用すれば、ブースの魅力や体験内容を直感的に伝えやすくなるのです。
ただし、当日の発信を担当者任せにすると、投稿が滞ってしまうことがあります。
あらかじめ投稿担当を決め、発信する内容やタイミングを整理しましょう。
展示会の空間は、現地で体験してもらうだけでなく、オンライン上でも伝えることができます。
リアルなブース体験とSNS発信を組み合わせることで、会場内外の見込み客との接点を広げやすくなります。
また、SNSやライブ配信を行う際は、来場者や他社ブースが無断で映り込まないよう注意が必要です。
会場によっては撮影ルールが決められている場合もあるため、事前に規定を確認しましょう。
来場者の反応を投稿する場合は、個人が特定されない写真を使う、掲載許可を得るなどの配慮も大切です。
展示会で集客に成功した事例

展示会で集客を成功させるには、商品やサービスをただ並べるだけでは不十分です。
来場者が遠くから見つけやすく、ブースに入る理由があり、中に入ったあとに内容を理解しやすい空間を設計することが大切です。
展示会で集客に成功した事例として、次のブースが挙げられます。
- SEMICON Japan 2025 アドバンテストブース
- 第16回 EDIX教育総合展 / Jamf Japan合同会社ブース
- 第16回 EDIX教育総合展東京 / 光文書院ブース
- オートモーティブワールド2025 / イータスブース
- 関西物流展2024 / 東急不動産ブース
ここからは、それぞれの事例を見ていきましょう。
SEMICON Japan 2025 アドバンテストブース

半導体業界の来場者に向けた展示会ブースの事例です。
半導体関連の展示会では、製品や技術の専門性が高いため、企業の強みやブランド価値を短時間で伝える工夫が求められます。
本ブースでは、湾曲状のLEDを組み込んだ上部造作と、ブース全体を放射状に走るライティングを組み合わせ、遠目からでも目を引くダイナミックな演出を採用しました。
また、導入エリア、象徴ソリューション展示、製品展示、コミュニケーションエリアへとつながる構成により、来場者がブランドの考え方や製品の活用シーンを段階的に理解できるようにしています。
さらに、企業紹介を兼ねたブースマップ冊子をインフォメーション前で配布し、ブース内での回遊性と情報伝達の質を高めました。
| 集客のポイント | 内容 |
|---|---|
| 遠目から目を引く演出 | 湾曲状のLED造作と放射状のライティングで、会場内での視認性を高める |
| 体験の流れを設計 | 導入エリアから製品展示、コミュニケーションエリアへ自然に誘導する |
| ブースマップの活用 | 冊子を配布し、ブース内の回遊性と情報理解を高める |
| 多角的な情報発信 | 技術力やブランド価値を幅広い来場者に訴求する |
半導体関連の展示会では、技術力を視覚的に伝えるだけでなく、来場者がブース内を回遊しながら理解を深められる設計が集客につながります。
SEMICON Japan 2025 / アドバンテストブース
第16回 EDIX教育総合展 / Jamf Japan合同会社ブース

教育業界の来場者に向けた展示会ブースの事例です。
教育関連の展示会では、学校関係者や教育委員会、ICTサービスの担当者など、さまざまな課題を持つ来場者が訪れます。
本ブースでは、木目素材や間接照明、角を丸く仕上げたアール形状を取り入れ、高級感と温かみのある空間を演出しました。
ブース上部にはクライアントの強みを伝えるキャッチコピーを大きく掲示し、遠くからの視認性も高めています。
また、開放的なレイアウトに加え、コーナー名やアイコンも掲示することで、各エリアへスムーズに誘導できる構成にしました。
運営面では、来場者の興味や悩みに応じて案内できるよう、ヒアリング用パネルを提案。
さらに、時間帯ごとにノベルティを変更するなど、集客効果を高める工夫を行い、目標比136%のリード獲得につながりました。
| 集客のポイント | 内容 |
|---|---|
| 視認性の高いコピー | ブース上部に強みを伝えるキャッチコピーを掲出し、遠くからの認知を高める |
| 立ち寄りやすい導線 | 開放的なレイアウトにより、来場者が自然に入りやすい空間をつくる |
| ヒアリング用パネル | 来場者の興味や悩みに応じて、適切なエリアへ案内しやすくする |
| 時間帯別の施策 | ノベルティ変更などにより、集客効果の最大化を図る |
教育業界向けの展示会では、来場者の課題に合わせてスムーズに案内できる仕組みづくりが、リード獲得につながります。
第16回 EDIX教育総合展 / Jamf Japan合同会社ブース
第16回 EDIX教育総合展 東京 / 光文書院ブース

教育分野の来場者に向けた展示会ブースの事例です。
教育関連の展示会には、学校関係者、教育委員会、教材・ICTサービスの担当者、企業の人事・研修担当者など、さまざまな立場の来場者が訪れます。
そのため、ブースでは商材の世界観と教育現場らしさを短時間で伝え、来場者が自然に興味を持てる空間づくりが重視されました。
このような展示では、パンフレットやパネルだけで説明するのではなく、実際に触れたり、画面を見たりしながら理解できる体験型の設計が効果的です。
本ブースでも、98インチモニターを埋め込んだ巨大黒板や立体的に掲出した教材・テスト用紙などを活用し、来場者が商材の世界観を視覚的に理解しやすい空間を演出しています。
また、ロケットや惑星、巨大黒板モニター、オリジナルキャラクターを配置し、遊び心やワクワク感のある空間に仕上げました。
教材や教育サービスは、言葉だけでは魅力が伝わりにくいこともあるため、来場者がその場で使い方をイメージできる動線をつくることで、集客や商談につながりやすくなります。
| 集客のポイント | 内容 |
|---|---|
| 体験しやすい展示 | 教材やサービスの使い方をその場で理解しやすくする |
| 課題が伝わる見せ方 | 教育現場の悩みとサービスの価値を結びつける |
| 来場者別の説明 | 学校関係者、教育委員会、企業担当者などに合わせて伝え方を変える |
| 商談につながる動線 | 体験後に詳しい説明や相談へ進みやすくする |
教育分野の展示会では、「見た目のわかりやすさ」と「実際に試せる安心感」が、来場者の足を止めるきっかけになります。
オートモーティブワールド2025 / イータスブース

自動車・モビリティ関連の来場者に向けた展示会ブースの事例です。
自動車・モビリティ分野の展示会では、扱う技術やサービスが専門的になりやすく、来場者に内容を理解してもらうまでのハードルが高くなります。
そのため、ブースでは技術情報をそのまま並べるのではなく、視覚的にわかりやすく整理して伝えることが大切です。
本ブースでは、上部の造作や壁面に光が流れる演出照明を採用し、来場者の注目を集めるとともに、先進性をアピールしています。
70インチモニターやインパクトのある壁面グラフィック、どこからでも視認できる社名を取り入れ、会場内での見つけやすさと印象に残る見せ方を両立させています。
また、スリムなブース形状の中でも動線を確保し、空間の圧迫感を軽減することで、来場者が立ち寄りやすいブースづくりを目指しました。
| 集客のポイント | 内容 |
|---|---|
| 遠くから見える設計 | 会場内でブースを発見してもらいやすくする |
| 先進性のある演出 | 技術力やブランドイメージを直感的に伝える |
| 映像・グラフィックの活用 | 複雑な技術内容を視覚的に理解しやすくする |
| 商談につなげやすい動線 | 興味を持った来場者を商談へつなげやすくする |
技術系の展示会では、来場者の関心を引く「第一印象」に加え、ブースを見つけやすい視認性や立ち寄りやすい動線設計が重要です。
ブースの造作、映像、パネル、スタッフ説明を連動させることで、質の高い商談につながりやすくなります。
関西物流展2024 / 東急不動産ブース

物流施設や物流課題に関心を持つ来場者に向けた展示会ブースの事例です。
今回のブースでは、来場者との適切なタッチポイントをつくり、「LOGI’Q」への深い理解へつなげるために、「LOGI’Q Context Journey」というコンセプトを考案しました。
メイン動線に対しては、180インチの大型LEDモニターをアイキャッチとして配置しています。
さらに、「LOGI’Q」ブランドについて説明できるコーナーを設け、模型やグラフィック、映像を見ながら詳しい情報を得られるエリアへ誘導することで、ブランド理解を深められるブースを目指しました。
デザイン面では、東急不動産のコーポレートカラーである緑をアクセントに取り入れています。
さらに、フラッグシップ物件である「LOGI’Q南茨木」の外観イメージや、緑が広がる広場を思わせる要素をブース内に反映し、開放感のある空間に仕上げています。
| 集客のポイント | 内容 |
|---|---|
| 大型映像で目を引く | 通路を歩く来場者の注意を集める |
| 模型で具体化する | 施設や空間のイメージをわかりやすく伝える |
| グラフィックで補足する | サービス内容や強みを整理して見せる |
| 相談しやすい動線 | 課題を持つ来場者を具体的な会話へつなげる |
物流施設の展示では、現物をその場で見せにくいからこそ、映像や模型、グラフィック、空間デザインを組み合わせて、ブランドや施設の特徴をわかりやすく伝えることが大切です。
展示会で集客するには、企画・空間・体験・運営まで一貫して設計することが重要

展示会で集客力を高めるには、「誰に来てもらうのか」「ブースで何を伝えるのか」「どのような体験を用意するのか」「当日どのように対応するのか」を一つの流れとして設計することが重要です。
たとえば、事前告知で興味を持った来場者が、会場でブースを見つけ、展示や映像に足を止め、スタッフとの会話を通じて理解を深め、商談や問い合わせにつながる流れを想定します。
こうした流れをつくることで、展示会は単なる出展ではなく、見込み客との関係を深める場になるでしょう。
私たちジールアソシエイツは、展示会を中心に、カンファレンス、プロモーションイベント、ショールーム、プライベートショー、海外展示会まで幅広く対応し、企画・空間・体験・運営までを総合的にプロデュースしています。
見た目の美しさだけでなく、来場者が自然に立ち寄り、内容を理解し、次の行動を起こしたくなる体験を設計することが、展示会集客の成果向上につながります。
「集客数を増やしたい」「ブースに人は来るが商談につながらない」「自社の魅力をもっとわかりやすく伝えたい」といった課題がある場合は、ぜひジールアソシエイツにご相談ください。