インサイドジール

【ジール工作室】クリエーターが作る塗り絵を甥と姪とやってみた。

2020.07.24

クリエーティブ本部 デザイナーの石井です。

 

4連休が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。
梅雨がまだ開けず天気も悪く、コロナの感染が広がりつつあるため外出自粛をされて過ごしている方も多いと思います。

私は近所に住んでいる甥と姪と塗り絵をしてみました。

以前ZEALのYoutubeチャンネル『汁゛チャン』でご紹介した
「クリエーターが考えた!子ども達に楽しんで欲しい塗り絵」の動画に出てくる塗り絵の台紙を使いました。

子ども達に向けて在籍する女性クリエーターが塗り絵の台紙を描き、私も1つ描いています。

5歳の甥と姪、3歳の甥、1歳の甥はみんな楽しんで塗ってくれ、特に5歳の甥と姪は集中してずっと塗り絵に向き合っていました。

1歳の甥は集中力が切れて途中で飽きていましたが(笑)子どもの集中力はすごいですね。

 

集中しすぎてテーブルが汚れてしまい、姉が嘆いていましたが‥甥は恐竜が大好きで好きなものがモチーフなのもありとても楽しそうにやってくれていて、私も嬉しくなりました。

染みてしまうペンで塗り絵をする場合は下に紙を敷くことをおすすめします!

 

そして、出来上がったのがこちらです。

色の塗り方や色使いに個性があってみんな違います!

みんなとても上手に塗ってくれました。

 

塗り絵が子どもたちに与える効果として以下のような効果があるようです。

◎運筆能力がアップする

◎集中力がアップする

◎色の使い分けができる

◎自信が高まる

https://benesse.jp/kosodate/201605/20160528-1.html

出典:べネッセ 総合情報サイト

 

塗り絵は手先を動かすトレーニングになる、線をはみ出さないように集中力を要する、「できた!」という達成感で子どもの自信を育てることができます。

そして大事なのは、子どもが塗っているときに口出ししないこと。

色が実際のものと違くてもその発想や子どもが感じたままの色を受け入れてあげ、線よりはみ出してもいいし、オリジナルの絵を塗り絵に足してもいいし、自由に描かせてあげ、完成したら褒めてあげることが大事だと思います。

大人になると「普通」や「常識」などに囚われ知らず知らずの間に固定概念が自分の中に植え付けられています。

デザインや表現する上でこの固定概念が時に邪魔になる場合があるので、童心に還り初めての気持ちで考えるようにしたり、いろんな視点を持って見ることが大事だと考えます。

大人が子どもに「これが正解だよ」と教えてしまうと子どもの発想力や想像力が欠けてしまったり、この考えは不正解なんだと思うと描くことや表現することが怖くなってしまう恐れがあります。

塗り絵に限らず、絵を描いたりものを作ったりする際は、子どもたちの個性や発想を受け入れ褒めてあげることが、子どもの能力をのびのびと伸ばしてあげられるのではないでしょうか。

 

 

ZEAL Youtubeチャンネル『汁゛チャン』で、数種類ある塗り絵を概要欄からダウンロードできます。

また、塗り絵の他にもお家でできる工作動画をアップしていますので、お家時間を過ごす方はぜひ覗いてみてください。